一　晃　堂　（いちこうどう）

上田の寺院に大切されていた仏像です
すす払いと洗浄・古式彩色の依頼を頂きました。
まだ、正確な年代は不明ですが、凡、１８００年代前半かな〜と思います
良く、観察してから仕事にかかろ〜

  

昨日から、お客様からお預かりした、仏壇の修復（業界では、お洗濯）
の為、分解し出しました。
釘は、１本１本抜き取りなるべく木にダメージを与えない様に抜き取ります。
このお仏壇の裏側（普段は見えない所）に、慶応元年・・・
と言うことは、確か１８６５年頃かな〜後で調べておこーっと
約１５０年前
すすで真っ黒になっていた為バラスまで木とか凡の年代とかしか分からないのですが・
ちょっと、木をこっすてみたら立派な欅の木目が
これは、気合いが入る仕事になりそうです。

このお仏壇を支えていたのが、ホゾと釘
釘についての文献等は、深く追求した事は無いのですが
○では無く、四角それと頭は、説明うまく出来ません。
聞く所によると、昔の釘は打ち込んで行くと節などを避けて入って行くそうです。
自分も打ち込んだ事が無いので・・・
珍しいかな〜と思い写真を
  

昨日に引き続きかなり傷みの有る仏像と厨子の金箔押し直し
大切な物なので、慎重に作業しました。







一応今日はここまで、後は金箔の乾くのを待ちです。
写真を並べて見ると、自分でも別の仏像見たい(^O^)
信じてくれるかな〜  

かなり傷みのひどい状態で当社に、入院！


今日は、下地処理して、金箔押し直し　左が修復前　右が修復後  

１２月中旬　本来なら墓石の洗浄は、寒くて出来ないのが毎年の事なのに・・・・
今日は、天気も回復し外仕事では、汗がにじむ暖かな日でした。
今年最後の、墓石洗浄　　いつになく気合いが入り、仕上げる事が出来
大満足
お客様の喜んで頂ける顔が、今から・・待ち遠しいです。
これで、来年の３月頃までは、仕事お預けかな〜